事業再生、企業再生、ターンアラウンド・・・・・・
会社を再建・再生するための言葉はいろいろあります。
手法も様々です。
会社分割、債務免除、第二会社、M&A、民事再生、ADR・・・
さて、それでは、小規模零細企業や個人事業では何が出来るでしょうか。
従業員は5名以下。
もしくは家族で営む家業的同族企業。
答えは、上記の方法など不可能です。
(唯一、民事再生は可能性がありますが)
いずれも、“中小企業”への有効策です。
社員も30名以上。
資本金1000万円以上。
事業も部門制、つまり数種類の事業を行ってる会社。
では、零細企業の再建策はあるのでしょうか・・・・
答えは、ひとつしかありません。
「事業縮小と同時にリスケ」です。
例えば、
“店舗販売と卸売り”を行っているお店。
店舗は賃貸です。
ここ数年、赤字垂れ流し。
銀行融資で食いつないできたようなお店。
まず始めにするべきことは、
“お店と卸売りに分けて”会計試算表を作ってみましょう。
売上と経費をふたつの部門で分けます。
勿論、人件費もです。
そうすると、
“赤字の原因”が見えてきます。
店舗部門の損益が赤字で、
卸売りは黒字。
とか。
そこで、“店舗販売を撤退”します。
売上は圧倒的に減少するかもしれませんが、
損益は黒字化できます。
でも、借入金返済をするとキャッシュはショートしてしまいます。
そこで、リスケです。
元金返済猶予の利払いのみ。
出来れば一年間。
(6ヶ月とする銀行が多いですが交渉しましょう。)
これで、会社は生き返ります。
この一年間の間に体力温存・回復させて、
必死で売り上げ増加を図りましょう!
手薄だった卸売り部門でガンガン営業するもよし、
今までやったことの無い“チラシ配り”をガンガンするもよし、
なにか新しい商売ネタを見つけて第二創業するもよし、です。
これは、冒頭の、
「会社分割と債務免除」を行ったのと同じ効果になります。
小規模零細企業でも個人事業でも、
立派に「会社再生・再建」策を行えるのです。
見栄えや体裁は関係ありません。
内容が同じ効果を生むのですから、
やらない手はありません。
そしてもうひとつ大切なことは、
社長の精神的な負担が想像以上に楽になります。
仕事に集中できるようになり、
モチベーションが格段に上がります。
これが売上を増加させるための一番の特効薬ではないでしょうか。
追伸:亀井大臣の「返済3年間猶予」問題が取りざたされていますが、
本当の現場の実態を考えれば当然の施策だと思います。
なんらおかしなことだとは思えません。
とにかく中小零細企業には“特効薬”が必要です。
瀕死の状況なのですから・・・・
この問題に対して、
「マクロ的に物言う人」や、「銀行の心配をする人」や、
「リスケをした後のことを心配をする人」などは、
“重体の急患をたらいまわしにする”のと同じです。
まずは患者を助けることが最優先ではないでしょうか。。。。。。。
(私も以前このブログで、“
リスケの怖さ”を書いていました。
1年前のことですが、反省・・・・・・
実際、当時は、銀行がそういう動きをしていたんです。)
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